人生日記

22歳で統合失調症を患った自信の人生日記を紹介します。

  私は22歳、大学3年生の時に統合失調症になりました。幻聴がひどく、頭の中はぐるぐると回転し、疲れやすく、毎日昼まで寝ている状態でした。大学の講義もなかなか理解しがたかったのですが、なんとか4年間で、卒業しました。4年間で卒業できるか単位がギリギリだったこともあり、就職活動も遅れ、卒業1週間前になんとか就職先が見つかりました。しかしその就職先はリーマンショックによる不況で1年間で解雇されることになります。幸運にも直ぐ次の仕事がみつかったのですが、そこでの仕事は重労働で残業も多く1年半余りで辞めることとなります。そして実家に帰ることとなり、しばらくして、3か月間職業訓練校に通うことになりました。そこで訓練したことと関係ある仕事に就いたのですが、病状が悪化し、この職場も約1年間で辞めることとなります。その後教習所でフォークリフトの免許をとったりはしたのですが、約6年間ほぼニートの状態になります。入院を経て、1週間に1度デイケアに通うことになりました。そして週4日就労継続支援B型の事業所で働くことになりました。

 

 事業所で働き始めてから三年間がたちました。三年間で消費税の値上げ、新年号令和が始まったりしました。研修で何日間か実習を行う人や新しく入所してくる人がいました。約一年前からコロナが流行りだし、外出する時のマスク着用、出勤した時と家に帰宅した時の手の消毒、 検温が日課になりました。知り合いにコロナに感染した人はいませんが、家の近くの施設で感染者が数名出たとのニュースを聞き、不安になったりします。しかし、時短になった時はあったりしたものの、変わらずに事業所で働く事ができ、デイケアに通える事を幸せに思います。大変な事もありますが、コロナに負けずに毎日の日々を送っていきたいと思います。